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オフショア採用サポート

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海外現地でのITエンジニアチーム編成支援

コストパフォーマンスの高い外国人エンジニアの採用支援

若くて優秀なITエンジニアの外国現地での採用を、現地での募集・面接支援・条件交渉・契約締結まで一気通貫で支援します。海外に自社エンジニアチームの組成が可能です。

現地での労務管理・オフィス提供・法令対応などバックオフィス業務の提供

貴社社員として稼働することになる外国人エンジニアの勤怠・給与実務やオフィス提供などバックオフィス業務や現地での労働関連法令への対応・各種手続きも弊社で提供します。

貴社の業務の推進方法に合わせた現地チーム立ち上げ支援

貴社の開発ルールや業務プロセスと適合するような現地チームの業務設計支援を提供することも可能です。

クラウドサービス・SaaSの台頭により、ITシステム開発の現場は、従来からあるSIerによる大規模スクラッチ開発やERPなど大型パッケージシステムの導入という大型案件から、クラウドサービス・SaaSを組み合わせて業務システムをデザインし必要に応じて随時開発をしていくマイクロサービス化が進んできています。

また、ユーザー企業のITリテラシーが向上し、各種クラウドサービス・SaaSを活用していくために、ユーザー企業が優秀なITエンジニアを雇い入れ、ユーザー企業が自社でシステム開発を行うケースも増えてきました。

そうした流れを背景として、ITエンジニアの採用市場はひっ迫し、自社の事業の状況と適合する費用感で優秀なエンジニアを確保することが難しくなってきています。一方で、IT・デジタル関連のテクノロジーを活用した事業の強化は重要性を増してきており、今後も引き続きITエンジニアの需要は増大することが予想されます。

こうした現状に対応する方法として企業でとられている対応は、SESサービスの活用(SES:システムエンジニアリングサービス、業務委託)、受託開発サービスの活用、オフショア開発サービスの活用、国内での自社技術者の採用・教育などがあります。

SESは自社で開発、継続的な運用・保守なども行っていく場合などに多く利用されます。既に固まった仕様の開発や運用・保守などのケースでは良く利用され、効果的なサービスです。一方で、業務委託契約のため、直接的な指揮命令はできず、また、優秀な人材の場合は自社で雇い入れるよりも高額のコストがかかるうえ現状の高いエンジニア需要を背景に確保が難しいケースが散見されます。

受託開発サービスはSESと同様、固まった仕様の開発を行う場合に適していると言えます。請負契約を前提としているため、仕様に沿った成果物が納品される点で発注元にとっては一定の安心感があります。一方で、昨今の変化の速いビジネス環境に合わせてアジャイル的に開発を進めていきたいといったニーズには、要求仕様の変更や納期の延長の交渉など発注元・受託開発企業双方にとって業務負荷によるストレスが多く発生し、応えづらいケースが多いです。また、請負契約であるため開発に係るリスクを受託企業が負うため、バッファ分の稼働も含む費用にせざるを得ないことからコスト的には当然割高になります。

企業によってはオフショア開発サービスを利用されているケースも多く、オフショア開発サービスでは国内と比較してコストパフォーマンスの良い人材の確保ができることも多いです。中国から始まりベトナム、近年ではフィリピン、インドネシアなどを拠点とするオフショア開発企業が出てきており、選択肢も多い状況です。一方で、長年の実績がある中国やベトナムでは、エンジニア単価が上昇してきており、ひと昔前のようなコストパフォーマンスでオフショア開発を利用することが難しくなってきている状況もあります。加えて、オフショアリソースのエンジニアスキルが高くても、品質に対する考え方の水準を合わせることが必要になってきますし、これまで自社で培ってきた開発プロセスにオフショアリソースを組み込むことにもオフショア活用の経験がない場合は苦労するケースがあり、そういった点もオフショアリソースの活用を難しくさせています。

また、前述の国内ITエンジニア採用市場のひっ迫によって、自社で優秀なエンジニアを採用することもコスト的に難しくなってきています。そのため、未経験の若手を採用し教育を行うという人材戦略をとっているSES企業・受託開発企業も多数存在します。優秀なエンジニアを自社で社員として抱え込むことができ、かつ、経常的に稼働させることができるのであればコストパフォーマンス的にも業務効率的にも良いといえます。一方で、ビジネス環境の変化が速い昨今では、事業そのものがなくなることもある中では、国内の雇用関連法令の規制なども考慮すると国内での自社採用のリスクは、高い採用コストも勘案して少なくないといえます。

そうした環境を踏まえ、企業の新しいITエンジニア人材確保策として、弊社は海外に自社開発チームを編成することを提案し、【海外現地でのITエンジニアチーム編成支援サービス】を提供しています。

当該サービスは、企業が海外現地に自社開発チームを編成することをお手伝いするものです。海外での雇用関係となるため、国内の雇用関連法制の規制を受けずに、事業の状況に応じて柔軟にチームの増減が可能です。

弊社の海外現地でのITエンジニア採用支援サービスでは、人材要件のお伺い、適合する人材の応募から採用後の管理業務まで一括してサービス提供をしております。

現地でのエンジニアの募集、交渉、労務管理、法令対応を含めたトータルサポートを行い、企業のオフショア拠点整備をサポートします。

中国やベトナムにおけるITエンジニア単価の上昇を鑑みて、弊社では下記4点の理由によりバングラデシュでのITエンジニアの採用・チーム編成をお勧めしております。

1. ITエンジニアの技術レベルが高く、母数も多い

バングラデシュでは国策としてIT人材育成を推進しており、レベルの高いIT系大学が多く、約1.7億人の人口とピラミッド型の人口構成を背景として、若くて優秀なITエンジニアが多くいます。

2. バングラデシュのITエンジニアの求職ニーズが高い

バングラデシュではITエンジニアの母数は多いですが、ビジネス機会が不足しています。

ビジネス機会に対する意欲が大変高く、 IT関連人材が不足している日本のビジネス機会をマッチングすることで、高い価値が出せると考えています。

3. ASEAN諸国と比較して人件費が安い

中国やベトナム、フィリピンやインドネシアと比較しても、圧倒的に人件費が安いため、ITエンジニアチームのコストパフォーマンスを向上させることができます。

下記はITエンジニアを対象としたものではなく、「製造業の一般工」の賃金水準のデータ比較になりますが、こちらを見てもバングラデシュの圧倒的に安い人件費水準がわかると思います。

(出展:『アジア・オセアニア各国の賃金比較(2018年5月)』三菱UFJ銀行国際業務部)

4. 時差や休日の差異が少なく、オフショア特有のストレスを感じず活用できる

時差が3時間、金土休みのため日本側チームと協働して業務を推進していくことが容易です。

労働時間外での業務指示などが不要なため、日本側チームの負荷を低減し、効率的に業務を行っていただくことが可能な地域です。

弊社サービスでは、具体的には下記チャートのような流れでチーム編成を行います。

スケジュール的には、最短2週間、通常1~3ヶ月程度で、ご要望に合ったチームの編成が可能となります。

弊社では、採用実務及び採用後の管理業務を支援させていただきますが、現地エンジニアとは直接の雇用契約を締結していただく形になりますので弊社が商流に入ることなく、コストを抑える形で現地エンジニアチームを活用していただくことができます。

また、ご希望のある場合は、貴社の開発ルールや業務プロセスと適合するような現地チームの業務設計支援を提供することも可能です。貴社の品質の考え方を現地エンジニアチームにインストールすることをはじめとして、貴社の既存の開発プロセスと効率的な連携を可能とするための業務設計やツール選定等のチーム立上げ支援を行っています。

現状の開発現場の効率化を図りたい、テクノロジーを活用した事業開発において人件費を落として早期に軌道に乗せたい、既存の開発チームのリソース確保のため海外人材を活用したいなどの課題をお持ちであれば、ぜひご相談ください。